【下処理方法】冷凍無頭エビをおいしく解凍する方法

エビの真っ赤なしっぽは、いつもの食卓を華やかにしてくれますね。

エビフライやエビ天はもちろん、エビマヨやエビチリ。しっぽごと使ったちょっぴりリッチなレシピに大活躍の冷凍無頭エビ。

今回は殻付き無頭冷凍エビの解凍方法比較です。5パターンの方法で解凍して、食べ比べした結果を紹介します。

検証方法は、5パターン

今回は、殻付き無頭エビの王道、ブラックタイガーを解凍して調査しています。

解凍方法は、冷凍むきエビのときの4つのパターンを基本に常温での自然解凍というものも追加調査してみたいと思います。

※( )内は所要時間

  1. 自然解凍(常温30~40分)
  2. 冷蔵庫チルド解凍(2~3時間程度)
  3. 流水にさらして解凍(5~15分程度)
  4. ビニール袋にエビを入れ氷水で解凍(30分~1時間程度)
  5. 茹でて解凍(熱湯で10秒)

なお、この調査は9月に東京で実施しております。

①と③は、気温に左右されるので、時期や環境に合わせて時間調節が必要かと思われます。

以下、5つのパターンそれぞれの具体的な解凍方法です。

①自然解凍

今回初挑戦となる、自然(常温)解凍です。

冷凍エビを、必要分クッキングシートを敷いたトレイや皿に移し、常温で30~40分放置します。

クッキングシートが無いと、溶け出した水分を含んでエビがべちゃっとした食感になりますので、必ずシートを敷いてください。

解凍後はこのような状態になりました!

②冷蔵庫チルド解凍

調理時間の2~3時間前から冷蔵庫のチルド室にて解凍します。自然解凍同様、トレイや更にクッキングシートを敷き必要分並べた上で、ラップをかけます。

大きさによっては所要時間が前後しますので、解凍状況は触って確認しましょう。

解凍後の見た目は、自然解凍と変わりありませんでした。

③流水にさらして解凍


水道の水を最も冷たい状態に設定し、無頭エビの入ったボウルに流し入れます。

流す水量は少なくてOKですが、ボウルの水が随時一定の温度を保つようにチェックしてください。

気温や水温にもよりますが、およそ5~15分で解凍完了です。

割と短時間でもしっかり解凍されています。

④ビニール袋にエビを入れ氷水で解凍

ボウルに氷水を作り、水を0℃の状態にします。(保温が効きやすい金属製のボウルがおすすめ)

ビニール袋やジップロックなどに、冷凍エビを入れ、袋ごと氷水につけます。冷凍エビが固まりになっている場合は、定期的に袋内のエビの位置を変え、均等に解凍するようにしてください。

解凍するエビの量が多く氷水内に収まらない場合は、複数に分けて解凍しましょう。

解凍後。水分に触れていないからか、触れたときにも、あまり水っぽさを感じませんでした。

⑤茹でて解凍

鍋にお湯を沸騰させておき、そこに冷凍のままのエビを投入し、10秒で上げます。

たくさんの量を同時に投入してしまうと、10秒以上火が入るエビも混ざってしまうので要注意!ザルや網杓子を用意の上、熱湯に投入しましょう。

若干ですが、熱が通る為、解凍を超えて赤く変色しています。

食べ比べの結果

では、肝心の味はどうでしょうか?

解凍したエビを何も味付けせずに、軽く焼いて実食しました。

結果、最も美味しかったのは……。

今回も、④のビニール袋にエビを入れ氷水で解凍でした!

ポイントは、弾力、旨み、表面の柔らかさの3点。

弾力測定器は高くて買えなかったので…またもや、個人の主観になってしまいごめんなさい。

弾力

①の自然解凍、②の冷蔵庫チルド解凍、④のビニール袋にエビを入れ氷水で解凍

の3つの方法は、横並びで合格点でした!

ほどよい弾力が残っており、エビ本来のぷりぷり感を感じられます。

冷凍むきエビの時には感じなかったのですが、③の流水にさらして解凍は、すこし弾力感がなくなり、柔らかくなった印象です。

冷凍むきエビの解凍時、塩水につけて解凍する場合も同じ結果となりましたので、解凍時に直接エビを水につけてしまうのはプリプリ感を損なう原因になるのかもしれません。

(あくまで主観ですので、ご了承ください)

⑤の茹でて解凍は、殻付きの場合も同様、身が締まって固めになってしまっています。

旨み

こちらも、④のビニール袋にエビを入れ氷水で解凍したものが、最も旨みが残ったように感じました。

①と②の自然解凍、冷蔵庫チルド解凍は、若干の臭みが残りますし、それ以外は水に触れているせいか、旨みが溶け出してしまったように思います。

表面の柔らかさ

弾力があるのに表面が柔らかいという、何とも食べやすい食感だったのが、④のビニール袋にエビを入れ氷水で解凍でした!

①自然解凍、②冷蔵庫チルド解凍も弾力は負けていませんが、表面もしっかりとしており、④は弾力も残しつつ、硬いとは感じさせない絶妙なバランスでした。

やはり、0℃の中で少しずつ解凍されていくというのが、旨み・食感・弾力に良い影響を与えているようです。

まとめ

今回の5パターンの食べ比べをしてみた結果は、むきエビ同様、正直「同時に実食しないと違いはわからないだろうな」と感じました。

いずれの解凍方法も、それなりに美味しく頂けるのですが、私は今後も④のビニール袋にエビを入れ氷水で解凍の方法を活用したいと思います。

すぐに解凍したい、といった場合は流水での解凍でも良いでしょう。

ギュッと身が固まったものが好みの方は、時短にもなる、熱湯解凍がおすすめです。

仕上がりや時間にも合わせて、上手に解凍方法を選ぶことで、より一層エビ料理を楽しめることと思います。便利な冷凍エビをぜひ活用してみてくださいね。

【下処理方法】冷凍むきエビをおいしく解凍する方法

2018.03.15